不妊治療で具体的にやったことを簡単にまとめた
不妊治療ってなに？
赤ちゃんをなかなか授からないご夫婦が病院に行って、
赤ちゃんが生まれてくるように、治療を行うことってことは分かるんですが。
ただ、ひとくちに不妊治療って言っても具体的に何するの？
と、思ってGoogle先生に訊くんですけど、
なんか専門用語が多くて、はじめは全く分かんなかったんで、
なんにもわかんない状態で自分がどういうことやったか
簡単にまとめておこうと思います。
言っておきますが、私自身が専門用語未だにわからないので
専門用語はほぼ出てきません。馬鹿でも分かるように書きます。
ステップアップの流れ
治療には段階があり、段階が上がれば上がるほど
やることがダイレクトで、具体的に原因をつぶせる可能性が高いです。
一方で、すげぇ高額になっていきます。
具体的にはざっくりこんな感じ。
| 治療法 | どんなの？ | 金額感 | 助成対象 |
| タイミング法 | 子宮の状態を見てもらって、やるべきタイミングを教えてもらう方法 | 数千円 | × |
| 人工授精 | チューブで精子を体に入れてもらう方法 | 2万円 | × |
| 体外受精 |
卵子を取り出して、体外で受精させてから、受精卵を体に戻してもらう方法 |
50万円 | ○ |
※体外受精にはオプションが多数あるので、金額感は10万単位で前後します。
タイミング法
年齢やブライダルチェックの結果にもよりますが、
30代前半まではこれから始まる気がします。
具体的にはこういうことをしました。
超音波があるので、気になる方は女性医師のいるところに行きましょう。
私は経験上、男性医師の方が痛くなかったです。
人工授精
正直、本当に欲しいならこれから始めたらいいと思います。
具体的にはこういうことをしました。
- 病院によっては排卵時期を調節する薬を服用
- 排卵日が近くなったら病院へ行く
- 子宮や卵巣の様子を超音波で見て、排卵日を予測してもらう
- 予定日の朝、精子を病院に持参する
- 病院で元気な精子のみ抽出してもらう（1~2時間かかる）
- その精子を子宮にチューブで戻してもらう（一瞬で終わる）
旦那は分かりませんが、存外楽チンです。仕事の合間にできるし。
ただ、受精する部分に問題があったとしたら、何回やっても無駄です。
私は4回くらいやって、「はい、次へ」ってなりました。
体外授精
子宮とかに問題があって、受精しても赤ちゃんが育たないって問題がない限り
体外受精で妊娠する確率は1回30%くらいらしいです。
具体的にはこういうことをしました。
※病院によると思いますのであくまで一例として。
①卵子をたくさん採取する
- 1回で卵子がたくさん育つように、排卵誘発する薬をつかう（毎日）
- かと思えば、排卵しないように抑制する注射を打つ（毎日！）
- 一番大きな卵子が規定値を超えたら、採卵する日が決まる
- 採卵日前夜、一気に卵子が育つように自分で注射する。
- 採卵日に精子を持参する。
- 処置台にて、膣内から針を入れて採卵（全身麻酔で何もわからない）
- 病院のラボで人工的に受精してもらう。
- 受精卵を凍結してもらう。
②受精卵を子宮に戻す
- ちゃんと着床するように、子宮内膜を厚くする薬をつかう（毎日）
- 超音波で診察して、受精卵を戻す日を決定する。
- 当日、受精卵を解凍してもらう。
- ふらっと病院へいき、人工授精の要領で卵を戻してもらう。
①②の工程は、それぞれ1ヶ月、1ヶ月使う場合と、
1ヶ月の内に①②両方する場合があります。
何が違うかと言うと、「排卵誘発する薬」によって負荷がかかり、
卵巣が腫れたりするから、クーリング期間が必要だそうです。
でも薬を低刺激なものにすることで、すぐに受精卵を戻すことも可能でした。
| 取れる卵子の数 | 凍結 | 戻す時期 | 金額感 | |
| 刺激法 | 多い（10個とかもある） | 必須 | 次の月 | 50万 |
| 低刺激法 | 少なめ | 必須ではない | 当月も可 | 35万 |
ちなみに、たくさん卵子を採取して、凍結すればするほどお金かかります。
私は3回目で妊娠しました。1回30%なので妥当ですね。
さいごに
正直、体外受精は薬飲んだり筋肉注射したり、
全身麻酔から目覚めると吐き気と激痛で過呼吸になったり、
自分の腹に自分で注射するという貴重な体験をしたりで
まぁ確かに、「女性の負担が多い」ってのは頷けました。
が、正直、私が一番きつかったのお金。
他にも検査とかでぽろぽろと数千円単位で、都度出費がかさんだし、
私の年齢なら他の人はこんなにお金かけなくてもできてるわけで、
なんていうか、理不尽だなぁ。国よ、もっと助けてくれ。って思いました。
本件については、もうちょっと詳しい話も書いて、
ナレッジとして残せればと思います。
もし、なにか間違いなどがあればご指摘ください～。
