オミクロン株による株・FX・仮想通貨の反応まとめ
2021年11月26日:南アフリカで変異株発見のニュース
ちょうどあさ9時頃だったと思います。twitterのトレンドにそのニュースが出たのは。変異株の名前は「オミクロン」とその後、名づけられます。
私は新興国通貨に投資しがちなので、南アフリカランドを買ってましたw
ので「ひぇ!」となりました。
しかし、ランド以外にもその日の市場はぐっちゃぐちゃなことになりました。
恐怖指数は18➡28へ爆上がり!一瞬にして、2021年3月や5月水準へ。
完全なリスクオフ!
実はコロナの時は子育てで全然みてなかったので、「リスクオフ」にリアタイで直撃したのは初めてでした。
相場感を養うために、この日からどういう動きになったのか、まとめてみます。
※一週間くらい数値を追って、追記していきます。
株価
ざっくり捕捉
- 日経平均:日本を代表する企業225社で構成されてる
- ダウ:米国全体で影響力のある30社で構成されてる
- NASDAQ100:米国NASDAQ市場上場の100社で構成されており、アメリカ以外の株も含まれる。情報技術系が中心
- S&P500:GAFA中心に米国の主要な株500社で構成されてる
26日
26日当日は、まず日本時間で日本株に打撃!NY時間で米株に打撃!
だいたい2%くらい株価を下げました。
持ってた日本株もだいたい2%弱、下がりました。
29日
午前は少し買戻しがあったように見えますが、最終的に下がりました。
利回りの良い海運系、普段高くて手が出にくいレーザーテックや任天堂などは上がってました。
買い場判定されたのかな。
30日
日本にオミクロン株上陸のニュース、モデルナCEOオミクロン株に現ワクチンが有効でない可能性を示唆という悪い情報が飛び込んできて、MSCIのリバランスで月末は各株が下がっていた部分もあり、日本株駄々下がり。
夜はパウエルさんが「インフレリスク上昇!テーパリング早めにやめる」=引き締めていくよ=金利を上げていくよ!ってことで、米国の株も駄々下がり。
12月3日
米国雇用統計で、サプライズ。雇用者数が予測を大きく下回る。(55万➡21万)
株価はよくわかんない感じに。
12月7日
オミクロン株による死者が出ていないこと、重症化しにくいのではという雰囲気によって、再びリスクオンに。このまま悪い続報がなければオミクロン株騒動は幕を閉じるかな?
為替
26日
自分が見てる通貨だけで申し訳ないけど、
だいたい主要通貨は1~2円、-1~2%くらい下げました。
ランド・リラなどの新興国つうかあ変動率がより大きかったですね。
しかもそのさなか、エルドアン大統領が「俺は利下げを続行するぜ!」なんて言ったからもう大変でした。黙ってろ。
30日
昼間は悪いニュースが多かったので、リスクオフが高まり、ドルをはじめたくさんの通貨が円に対して暴落。
しかし、パウエルさんが「インフレリスク上昇!テーパリング早めにやめる」って言ったものだから、金利上昇が期待され、ドルは息を吹き返しました!
そして明け方エルドアンが「俺は利下げでインフレを抑え込む!」なんてトンデモ理論展開し、もう大変でした。いいから黙ってろ。
12月1日
トルコリラ中銀介入。(今!?)ここから数日トルコリラ安定。
どうせ16日が近くなればまたエルドアンが暴れだすと思い、もう放置。
12月3日
米国雇用統計で雇用者数が予想を大幅に下回る。
発表後一瞬米ドル円が跳ね上がったけど、その日の明け方には113円を割る。
つられて先進国通貨も大幅下落。
12月7日
まぁ金利は上がて行くのだろう、という予想は崩れなかったのか、米ドルはじわじわ上昇。ほかの通貨もおとなしいものでした。
仮想通貨・金
26日
仮想通貨はリスク高いと判断されたのか、リスクオフにともなって大きな反動がみられました。
金はさすが、こういう時買われますが、もともと大きな変動は少ないのでこんなもの。
ETFでは26日時点で、-0.2~-0.7%くらい下げていましたが、これから上がるかも?
30日
金は微減。あまり動きない。不動王。
BTCやETHはなんだかんだ元気に反発していますね。26日から上昇傾向。
12月4日
前日、米国雇用統計で雇用者数が予想を大幅に下回ると、
仮想通貨急落。一時的に20%マイナス。凄まじいスピードで下げた土曜昼下がり。
12月7日
ビットコイン、イーサリウム半分くらい戻す。
正常化までかかった期間
そんなに大きな脅威にならなかったのか、
オミクロン株騒動は2週間弱でおおむね回復方向へ進み始めたように思いました。
米国のFRBの動きもあり、完全に元通りとはいかないと思うけれど、
戦々恐々とした日々は終わりを告げそうです。